日々のこと。

2014年2月アーカイブ

アクリル画/人物イラストと山田塾の感想。

人物(息子と私)のアクリル画です。

新生児の頃の写真(夫が撮ったもの)を元に描きました。

乳出しっぱなしですみません。。。

baby.jpg

 

妊婦の間に受講していた山田博之イラストレーション講座(通称・山田塾)。

そこで習ったことは、「フツーのものをフツーに描くこと、それが長く続けられるプロのコツ」でした。

言葉にすると、とてもシンプルなことですが、実践するとなると、とても難しい。

自分の絵と向き合うのは、自分自身の内側に向き合う作業が必要になります。

 

自分の手癖は、体臭のようなもの。

自分自身では、到底、好きになれない部分。

それこそが個性であり、作家性、自分の作品の「匂い」。

「すっぴんの自分」を、さらけだすこと。

いろんなコンプレックスがじゃまをして、筆が進まずにいたのを、

山田さんに何度も励まされては、ヨロヨロしながら描いていました(苦笑)。


 

子どもを産んで、育てているうちに発見したことのひとつ。

何処まで行っても、自分自身からは逃げられなんだな、ということ。

…息子、完全に私と同じ顔なのです!

自分の外見はコンプレックスだらけで、とても好きにはなれませんが、

自分の息子は可愛いです。

幼少期にそっくりの息子を日々ながめながら、

自分が好きだろうが嫌いだろうが、

これが私自身なんだな、と思いながら毎日を過ごしています。

 

 

イラストレーションのこと、自分自身のこと、生活のこと…と、

不思議とリンクしたように感じます。